帰りたいよ

ねぇ あの町を離れ
どれくらい月日が経つだろう
ぼんやりと見上げた空は
まだ眩しくて

ねぇ あの頃の写真
夢や希望に溢れた日々
今は何も言えないまま
時に流されてる
こんな筈じゃないのに

帰りたいよ
帰りたいよ
鍵をかけた部屋で
泣くことしか出来ずに
帰りたいよ
帰りたいよ
思い出して
歩き出せるように

ねぇ あの河川敷で
陽が暮れるまで遊んだっけ
みんな楽しく笑ってる
カラスの鳴き声が
切なく耳に響く

帰りたいよ
帰りたいよ
目を閉じればそこに
懐かしい香りがする
帰りたいよ
帰りたいよ
思い出なら
すぐ逢いに行ける

思い出から
この道は続く
×