約束の歌

アルバムの中で輝く君は
いつまでもずっとあの日のまま
瞬きして思い出す
放課後にした約束

卒業しても毎日は続く
決められた役割を守って
すり減らして駆け回る
笑顔も忘れてる

幼ない君はじゃれるように
腕を絡めキスをした
友達のはずだった二人
夕陽に染まる

散った花びらもう二度とは戻らないけど
ある日フィルムがもしも逆に回りだすなら
全てを捨てて君の元へ向かうはずだろう
最初の瞬間から上手くやり直せる

角曲がれば君と会えるさ
足音聞こえてくる

もう手が届かない場所で君は
知らないやつと恋をしてるの?
放課後の教室に俺だけ残ってる

「もう一度巡り会った時
お互いに一人ならば
それからは二人永遠の恋人になるの」

たった一度の約束あてにしてないけど
明日偶然世界が味方してくれたら
あの日にはまだ言えなかった言葉達さえ
最後の一言まで君に伝えるから

窓あければ君が見つかる赤い糸を辿って
耳すませば声が聞える昔と同じ笑い方変わらず
愛は胸の中にひとつだけ
君は世界中に一人だけ
愛は空の彼方ひとつだけ
なぜ俺は生きる?
君の為
君の為...
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