牧場の乙女

牧場の朝ぎり きれいに晴れて
朝日が輝く 羊のむれに
今日も まどを開けひとり
あおぐあの峰のかなた
澄みわたる 秋の青空
もうじき雪が あの峰染め
ここの牧場に 冬がくるのよ
だんろを囲むときがきたら
愛の詩集を つづりましょう

牧場を私は はなれたくない
いつかは愛する人ができても
ここでくらしたい二人
愛を美しく育て
生きている喜び唄い
もうじき雪が あの峰こえ
ここの牧場に ふりつもるでしょう
だんろを囲み 毛糸編んで
またくる春を 一人待つの
×