さよならの時

風に揺れてる 名もない花を
あなたはつまんで 指先で回す
何か聞きたくて 何も聞けなくて
私もじっと その花を見てた

さよならの言葉が 胸を叩き
あたたかな言葉が 捜せない
そっと肩を寄せ あなたをたしかめる
二人を包む 夕焼けだけが
赤く赤く 燃えていた黄昏

苦しい思い 断ち切るように
歩こうと言って 立ち上がるあなた
このままいたくて そのくせつらくて
何にも言わず あとをついて行く

たくましく思えた 背中が今
悲しみに滲んで ぼやけてる
せめて振り向いて 待っていて欲しいのに
別れも知らず 夕焼けだけが
赤く赤く 燃えていた黄昏

さよならの言葉が 胸を叩き
あたたかな言葉が 捜せない
そっと肩を寄せ あなたをたしかめる
二人を包む 夕焼けだけが
赤く赤く 燃えていた黄昏
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