P-夏

あなたは コバルトの海の上
スリルな波に乗って得意顔
私は切りもなく ピーナッツ
口に運んで あなたを追うのよ

手のひらの中 こんな小さな
ひと粒も 二つで 一つね

私とサーフィン どっちが大事
知りたくて 聞けない一言
でもウエイトは 私の方に
少しだけ 傾いてて 欲しいの

ビーチのまなざしを 一人じめ
素足じゃ熱い やけた砂の上
背中にローションが 塗れないって
チェリーピンクの ビキニが近付く

私はここよ 早く気づいて
他の子に 目移りしないで

やきもちやく子 嫌いだなんて
言うくせに カリカリさせるの
でも帰り道 みんなをまいて
ドライブね 二人だけの 秘密よ

私とサーフィン どっちが大事
知りたくて 聞けない一言
でもウエイトは 私の方に
少しだけ 傾いてて 欲しいの
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