さよなら ごめんね ありがとう

もうすぐさよなら
ホントのさよならさ
冷たくなってく僕の手を包む
あたたかな君

一日だけでいい
君より長生きできたら
やさしい日々はつづき
きっとそんな顔させなかったのに
ごめんね

ずっと ずっと
君のことを見守ってゆくよ
お願い もう一度
あの日の笑顔が見たいんだ
泣かないで

胸を弾ませて
ちいさなテーブル囲んで
いつまでもふたり計画していた
旅の約束

泣き顔でむりやり
笑う君見てたら急に
伝えたいことが今さらあふれて
あわてて言葉探す

だんだん、君の声も、顔も、唇を噛むクセも
色を失って消える
まぶたの裏で暗闇を背に
ずっと君の名前を呼び続けてる

二度と涙拭いてあげることもできない
明日の荷物持ってあげられない役立たず

でもね、
ずっと、ずっと、君のことを見守ってゆくよ
どうか僕を忘れて過ごせますように…

さよなら
ごめんね
ありがとう
さよなら
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