シンパシー

少し肌寒い朝焼けの中を
眠れなくて家を飛び出した
街を見渡せる あの丘まで
走って走って走ってゆく

透き通る春色の空を眺めていると
未来まで見えてくるような そんな気がしたんだ

君がくれた言葉のおかげで
隣に君がいるような気がして
この先 一人行く道だって
少しも寂しくないんだ

伝うこのsympathy
これから出会えるあなたに
共に強く響き合うように
まっすぐ届けられますように

春を望む 街のにぎわいも
遥か遠く 昔のことのよう
こんな風に 過ぎてゆく日々も
ひとつひとつ 忘れずにいたい

言いたい事はすべて言えた 幼いころ
いつからだろう 言葉をためらうようになったのは

気がつけば別々の街で
いつの間にか大人になってて
遠く届かないところまで
離れてった気がしてたけど

届くこのsympathy
君からのまっすぐな言葉
どんな遠く離れていても
僕には聞こえてる

君がくれた言葉のおかげで
隣に君がいるような気がして
待ち受ける多くの不安も
一緒に乗り越えていける

伝うこのsympathy
これから出会えるあなたに
共に強く響き合うように
まっすぐ届けられますように
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