高速道路

まるで世界が 塗りつぶされたみたい
雨の降る 高速道路
どんな言葉も 消し去るのさ

遠くで 僕を呼ぶ声も
今じゃ 何の役にも立たない

もうこの雨は止まないって
知ってた? 嘘みたいだね

いつか日が差す頃には
僕はいないから
空には虹も出来るでしょう

長いトンネルが
僕を無理矢理 走らせるんだ
出口が見えた頃 君は居ない

流れ込んでくる
留守番電話のメッセージ
声を聞くだけで2人
繋がっている気がしていた

波打つ風が僕を呼んでる
乾いた様な声で

小さな花束を飾ろう
いつまでも 僕を思い出すように

そして走り出すよ今 スピードを上げて
君が小さく見えなくなるまで

長いトンネルが 僕を無理矢理
走らせるんだ 出口が見えた頃 僕は居ない

あの日見た 流れ星
今日も夜空に飾る
プラネタリウムみたいだけど

いつか日が差す頃には
僕はいないから
空には虹も出来るでしょう
長いトンネルが
僕を無理矢理 走らせるんだ
出口が見えた頃 君は居ない
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