赤い靴

まるで、意味不明な落書きみたい。心模様。
何を話せばいいの?もつれた糸がほどけない。

鈍く光った切れないハサミ。音を立てたら―――。

遠くで聞こえる。
「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。
気まぐれな白昼夢。
覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。

嘘も嫌いじゃない、傷つかないですむなら。
何を話せばいいの?絵本を開けて見たけれど。

破けてばかり。黒山羊鳴いた。ピアノ線切れた―――。

遠くで聞こえる。
「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。
気まぐれな白昼夢。
覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。

鈍く光った切れないハサミ。音を立てたら―――。

遠くで聞こえる。
「赤い靴」みたい、誰かが連れ去ってくよ。
気まぐれな白昼夢。
覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。
ときめきはいつだって僕だけを置き去り。
長い影、残してさよなら。
気まぐれな白昼夢。
覚めるのも早いから、また後で手紙を書くよ。
書くよ。
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