CALL

遠くに見つけた懐かしい影
今も好きでいること
速まる鼓動が教えてくれた
あの日 離した手すぐそこに

「もしも偶然会えたとき」 そんなことばっか思ってたっけ

もう一回 名前を呼んでみようとして
なんて呼ぶのか戸惑ってる
もう一回 名前を呼びたいのに
声にならない私がいた

変わらないんだね
ちょっと癖のあるキミの歩き方
でも服の感じなんかは
ずいぶん違ってるね

ドキドキしていたココロは 意外なビートを刻んでいった

もう一回 出逢えたこと嬉しいのに
何か始まる予感薄れてく
今の私なら上手くやれそうだけど
違うと思ってしまった

その手 離した理由(わけ)さえ今は 曖昧になって
想い出ばかり いつしかせつなく輝いていた

もう一回 名前を呼んでみたんだ
ずっと呼んでいた その呼び方で
さよなら ほんとにサヨナラだった
声はキミには届かないけど
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