日ぐれの少女

誰かに逢いたい 日ぐれが来ると
誰でもいいから 話しがしたい
坂道のぼって 街の灯見つめ
なぜだか涙を 浮かべているの
公園のブランコが ゆれている
少年がハーモニカ 吹いている
みんなそうかな さびしいのかな
こんな日ぐれは さびしいのかな

花屋の店先 一輪だけが
ぽつんと残った 日ぐれも過ぎて
その花もらって 手にして歩く
この次逢うひと あげてもいいわ
街灯が一つだけ 消えている
泣き虫が道ばたに すわってる
みんなそうかな さびしいのかな
こんな日ぐれは さびしいのかな
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