サタデーナイト

「誰だってそうよ」そんな気休めの言葉をちょうだい
「どうもです」って羽ばたいて 言うよ ちょっとあくび指南
小難しいことは無し
あのころの夢なら もう寝る
言い訳なら聴くよ どう? 明日は
ぼくにも言わなきゃいけないことがある
そう
土曜の夜がまだ好きなのだって嘘
どうせ予定もないし
緊急の卵3コを片手で割ったら もうすることもないし
朝は来ない きみが持って来てくれるの?
半熟にしておいて

「いつだってそうよ」そんな昔の話にしなくても
どんな言葉にも忘れた高揚の痕がある
忘れられるものなら そりゃもう
街は気まぐれでなお強がるクチ
本当は今すぐここから逃げ出したいんだ
土曜の夜がまだ好きなのだって嘘
期待ばかりさせて
午後の8時にテレビをつけたら もうすることないし

本当のぼくをきみは知らない 一人上手も嘘さ

土曜の夜がまだ好きなのだって嘘
電話とる気ないし
通話の向うにある人の形まで気にしたくないし
きみは来ない そしてどこへ行ってしまうの?
わかってはいるんだ ぼくのせい
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