泪のワルツ

ボトルに一輪 むらさきの
花が別離の 言葉(しるし)でしょうか
あんなに優しく してくれたのに…
顔も見ないで 出てゆくなんて
あとは泪 今宵(きょう)も泪 泪のワルツ

淋しい恋でも 微笑ってた
みんなあなたの ためだったのよ
夕陽の小窓に 似顔絵描いて…
嫌い嫌いと つよがりながら
なんで泪 泪 泪 泪のワルツ

ふたりの暮らしが 夢ならば
夢を死ぬまで 見ていたかった
この世にもひとり あなたがいたら…
酔えぬお酒に すがりはしない
だから泪 ひとり泪 泪のワルツ
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