灯り

空が泣いてくれるなら 星が嘘をついてくれたら
あぁ僕は冬に終わりを告げる 君の花になりたい

風が叱ってくれるなら 砂が過ち書いてくれたら
あぁ僕は朝焼けに輪を描く 君の虹になりたい

君を思う夜は 闇にさまようようで
静けさまでが邪魔して 眠りにつけない

今すぐに君に会いたい この海を越えて行きたい
愛だけを深く信じて あの空を君と二人で越えて行きたい

時が寂しさを知れば 今が行くあてをなくせば
あぁ僕は月の光のような 歌を君と書くだろう

君を思う夜は 命を懸けてさえも
人が点せる灯りは あまりに儚い

争いが終わるその日に この国も消えて行くのか
終わりない旅だとしても 君と今生きているから嬉しくなれる

今すぐに君に会いたい この海を越えて行きたい
愛だけを深く信じて あの空を君と二人で越えて行きたい
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