DNA

ひざをかかえて裸で ほし草の小屋で眠っている
逃げたい時のイマジネーション
あなたのうでがよみがえる
麦わら帽子が夢をあびて
噴水にうたがこだましても

あの夏は遠く1秒ごとに 色を増していった
走る あえぐ 止まる 笑う ふりかえる そして泣きだす時も

シャツの中に入れる風 ふきだす汗は今年の肌
つかれることも忘れて笑っていたよ 時が過ぎてく

ふりそそぐ声は あの日のわたしが
とけた せみのうた 恋をしてた

あの夏は遠く いちねんごとに きれいになってゆく
少し大人びてとなぐさめるよう いいきかせるように

あの夏は遠く1秒ごとに 色を増していった
走る あえぐ 止まる 笑う ふりかえる そして泣きだす時も

麦わら帽子が夏をあびて
とけた せみの声 恋をしてた

あの夏は遠く1秒ごとに 色を増していった
走る あえぐ 止まる 笑う ふりかえる そして泣きだす時も

あの夏は遠く いちねんごとに きれいになってゆく
少し大人びてとなぐさめるよう いいきかせるように
×