永遠の防波堤

思わず振り向いた
夜明けの 海岸線
あなたに そっくりな少年がいたの
あの日 セメント埠頭で
遠い朝焼けを前に
同じ涙 流せた
夢だって 恋だって 哀しい時ほど
遠くの愛が 見える
だから あの日を忘れない

あの日の防波堤
今では 腰の高さ
少年が忘れた 白い地図飛んだ
夢を話してくれたね
そばで聞いているだけで
大人になった気がした

夢だから 恋だから わかった気がする
自分らしさのままで
変わっていける きっと
夢だから 恋だから 大事にしたいの
人の目は気にせずに
いつか笑って 振り返る

夢だって 恋だって 迷った時には
あなたなら どうすると
ひとり訊くのよ 胸に
夢だって 恋だって あなたいた場所が
永遠の防波堤
ずっと 私を守ってる
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