恋のわすれかた

この場所にはいつか来たことがある
ちぎれた雲の行方 追いかけて

小さく胸を打つ懐かしい声
目を閉じれば今もよみがえる

あなたの優しさに 寄り添い歩いてた

恋をして 傷つけて
閉じ込めた 愛のかけらさえ
何故だろう?心が痛いんだ
空を見上げれば‥雨

肩と肩ぶつかる人波の中
すれ違う度に時が止まる

シグナル変わるときあなたをそっと
見上げた角度もそのままで

あなたによく似た 人影が過ぎていく

恋をして 傷ついて
許された 甘い記憶だけ
微笑んだ写真の中 ふたり
二度と戻らない夏

巡る時の中で いくつ季節を越えるの?

恋をして 傷つけて
閉じ込めた 愛のかけらさえ
何故だろう?心がきしむのは
空を見上げれば‥雨

あぁ あなたのいないこの街
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