まだまだ

なんだか難しいことがたくさんあるのね。
面倒くさいことっていうの?
大切なの。本当に大切なのよ。
でもうまくのみ込めない。子供なの。

ときどき投げ出したい。
ときどき泣き出したい。どきどきなくなりたい。

なんだって言ったって、
まだまだ沢山詰まってんだって箱の中は。
僕を驚かせるかもしれない。夢に見たあの楽園だって。ねえ。
下を向けばキリがないんじゃない?
もう一回。

とってもこまるの毎日と僕の間に、
喧嘩が絶え間なくってもどかしいの。
嫌いなのよ。本当はこんな風になりたくないはず。
一年中大丈夫って言いたいはず。

なのに、
本当は怖い。本当は辛い。本当はなくなりそう。今にも。

何回も転んで、そのたびいろいろを貰ったことに気づいているのに。
僕はどこに置き去りにしたんだって分かんなくなったりして。ねえ。
もういいじゃない。とりあえずはそうやって立ってる。

灯りを消してしまったのはいつも僕だ。
わかるよ。わかるよ。
探すための灯りは、毎回毎回この日々が与えている。

なんだって言ったって、
まだまだ沢山詰まってんだって箱の中は。
僕を驚かせるかもしれない。夢に見たあの楽園だって。ねえ。
下を向けばキリがないんじゃない?
もう一回。

負けるときが沢山。
「今日もちょっと惨敗かも」って言った言葉。変えられる?
わからない。わからない。
でもまだ死んじゃいないんじゃない?
ねえ?
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