一等星

いつも背中合わせにあって 自分では見えないから
誰かの目に映った姿には もう一人の私がいて

もっと話したい人がいる 聞きたかったことがある
出会えたことから始まってゆく それが人と人の縁

わけのない悲しみはなくて 拾いきれない幸せがあるというだけ

物語がいつも私の 望むようには進まないけれど
その度に 心溶かしてくれる 人たちがいることに気がついてゆく

日ごと強くなるつながりを 忘れないでいたいから
影のようにいつでもすぐそばで どうか私を見ていて

たずさえた言葉を伝えて ひとりひそかに離れてゆこうとしないで

物語はきっと誰かの 想いをのせて進んでゆくもの
さかさにしていた 夢時計 もとにもどして時が刻まれてゆく

星では埋まらない 星空を眺めていても
傷が風にさらされても 人は人で救われてる

物語はいつも私を ひとつ変えてつくられてゆくから
もどり道にさよならをして まだ何もない 明日をつくってゆく
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