はしご酒

すがりつきたい あまえたい
酔えば涙が 流山(ながれやま)
草加草加と肩を抱き
聞いて下さい 胸のうち
よってらっしゃい よってらっしゃい お兄さん

好きなあなたの ためならば
わたしなんでも 春日部よ
そんな 言葉が うれしくて
逢いに越ヶ谷 北千住(きたせんじゅ)
よってらっしゃい よってらっしゃい お兄さん

強いふりして いるけれど
浦和さみしい おんな酒
きもち川口 こんな夜は
おぼれさせてね 飲ませてね
よってらっしゃい よってらっしゃい お兄さん

女ごころを 燃えさせた
柏かならず 返してね
夢は松戸と言うけれど
待てばしあわせくるかしら
よってらっしゃい よってらっしゃい お兄さん

花は散るため 咲くものね
意地がいのちの 野田育ち
なんの取手もないけれど
あなたひとりに つくします
よってらっしゃい よってらっしゃい お兄さん
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