遠笛

揺れる丘の上
命の息吹き
手に温かい

遠くで生きてるあなたのそばで
ありふれた朝になりたい

夕映えをあきらめて
列車に乗るのよ
小さくなるあなたが 私に大きくなる

もう少しだけ
そばにいて
胸の片隅でいい
鮮やかに笑って
この町が消えるまでは ひとりじゃない

道ゆくメロディー
風が呼んでる
季節の中で

幸せがどんな形でもいいと
つぶやいて空を見る

約束を守って
生き急いでいても
心変わりとかけたら それさえ飛び越えて

私を呼んで
一緒にいようって
目覚めたらはじまるように
まぶしい朝日の夢は無限に
続く気がするから

もう少しだけ
そばにいて
生きてみたいだけ そう
淋しいホームも
置き去りの部屋もひとりでいたくないよ
ねぇ ずっと待ってるよ
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