さよなら十代

大人に成ったら 昔みたいに 殴り合ったりも 出来ないだろう
握った拳を 奮わせながら 血を握る事も 増えるんだろう

その時は どんな顔をしながら 笑ったらいいか 教えて 教えて
苛立つ心の ドアの向こうで 淋しい気持ちを 殴り返した

さよなら十代 立ち止れないさ さよなら十代 つまづいたとしても
一端の口を利きながら 世の中を走れ さよなら十代

昔の仲間の 会話の中に あいつの名前を 見付けたけれど
照れ臭くなって 懐かしすぎて 何も言えなくて 淋しくなった

この世の何処かで あいつが今でも
元気でいるなら それでいい それでいい
どんな未来に成っていくだろう どんな僕達が 生きているだろう

さよなら十代 もう戻れないさ さよなら十代 あの頃がよくても
振り向けば 今より好きな 僕達はいない さよなら十代

明日からは 誰もが 君の名を知っている
明日からは 誰もが 君の事見ている
いつか夢見た あの日の僕が 明日の自分と違っていても

さよなら十代 立ち止れないさ さよなら十代 つまづいたとしても
一端の口を利きながら 世の中を走れ さよなら十代
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