みだれ髪

愛するほどに 愛されたいと
想う女は 愚かでしょうか
いとしき人に この胸を
ひろげてみたき 夏の宵
砂丘に咲きし 花のごと
砂に風に夢に吹かれて
ああ みだれ髪
心にかかります

てのひら照らす 花いちもんめ
あなたに逢える その日をねがい
宵待草に だずぬるは
宿命(さだめ)のつらさ はかなさか
夜空にかかる 銀の河
頬に指に星は光りて
ああ みだれ髪
心に流れます

夜空にかかる 銀の河
頬に指に星は光りて
ああ みだれ髪
心に流れます
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