汐風

時々 私 思い出したけれど
ずいぶん永く離れていた
でも故郷の海は
今も変わらぬ汐の香り

おてんばだった8才の私がいる
生意気だったあの季節も…
そして初めて恋を知った
遠い夏もあった

貝殻を拾い 波打ち際を行く
上手に濡れないように逃げて
でも裸足になってみよう
大丈夫 明日からも
私たち 一緒なら
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