潮の香りの中で

潮の香りの中 二人黙ったまま
別れの気配を 悲しいほど感じて
夕べ考えてた言葉 口にできず
私の気持ち知らずに 行ってしまうのね

こんなにも あなただけ愛したのに
好きですと言えなくて ごめんなさい
もう二度とあなたには 会えないから
わかってほしかった

今 あなたの後ろ姿を 一人きりで見送ったけど
ぬぐいきれず 涙ひとつぶ こんな私は ばかね

風が冷たいから 泣いているだけなの
本当よ 誤解しないで もう さよなら
そっと 呼びとめたい 肩を抱きしめたい
今なら 間に合うくせに 強がってみたの

どうしても 素直には なれなかった
わがままな私です ごめんなさい
できるならそばにいて 私のこと
みつめてほしかった

今 港の見える丘には
海をみつめる 忘れな草
風に吹かれ ゆらりゆれてる
まるで私のように

今 港の見える丘には
海をみつめる 忘れな草
風に吹かれ ゆらりゆれてる
まるで私のように
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