右手に夕焼け 左手に朝焼け

目印になりそうな モノは一つもない
どっちに行けばいいか
分かるはずなんてないさ

近道はいつも 途中で行き止まりだから
知らない道を 遠回りするしかない

右手に夕焼け 左手に朝焼け
心に君を 感じて歩いてゆくのさ
離れないように 見失わないように
探してた未来が
この先にきっと広がってる

夢の続きを 聞かせて
あの坂道を 越えるまで

決して変わらぬもの 手に入れるために
何度だって人は
変わってゆくものだから

手の平を駆け巡る 無数のしるしさえ
何かをつかむたびに 深くなる

世界はいつだって やさしい嘘をついて
まばゆい光で
明日を見えなくするんだろう
迷いながら つまずきながらも
心にできた かさぶたがそっと剥(そ)がれて

あとどれくらいの 愛を知れば
自分のことを 許せるかな

右手に夕焼け 左手に朝焼け
心に君を 感じて歩いてゆくのさ
離れないように 見失わないように
探してた未来が
この先にきっと広がってる

夢の続きを 聞かせて
あの坂道を 越えるまで
キスをひとつだけ くれないか
あの坂道を 越えるため
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