最後の列車

明日のことなど まだ何もわからないから
もう一つ先の駅まで一緒に行こう

喫茶店で飲んだ あの珈琲どこのだろうね
他愛もないことただ話してたいの

いつもなら会えないとき 一人で眺めてたこの景色
今はこうして二人で見られることが 何より愛しい

誰よりもいつも遅くまで起きてるくせに
気づけばあなたは肩にもたれ眠る

何よりも大切な 約束を守れずに傷つけた
あのときの私にはもう二度とは 戻らないから

いつまでも側で 揺れる髪に触れていたり
くだらない話で笑いこけたりして

いつもなら会えないとき 一人で眺めてたこの景色
今はこうして二人で見られることが 何より嬉しい

もうすぐ最後のアナウンスが響く

それまで起こさないでいよう

それまであなただけ見てよう
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