白と黒の間に

灰色の空 見つめて
群れを離れ 飛ぶ鳥の影

白と黒の間で
答えを探している
決められない心が
居場所を失くす

乾いた羽根の上に
やさしい雨が降るよ
答えはなくていい、と
歌うように

足跡ひとつない道
ひとりきりで歩き始めた

白と黒の間に
答えは無限にある
選ばない生き方も
あると気づいた

疲れ果てた身体を
やさしい雨が濡らす
自分を許せたとき
ドアは開く
×