リズム64

だけど 今 触ってみる
胸のリズムが
大丈夫だって跳ねているから

普通の顔した
女神のお出まし
暑さで失った 頭ん中で

「貴方が落とした
物はどちらか」
酷く錆切った 心差し出す

選んできた 今までも
迷いながら
そうやって ひとつ 犠牲を作らなきゃ

だけど 今 触ってみる
胸のリズムが
大丈夫だって跳ねているから

落ち込まないでと
言われて 落ち込む
そんな顔してる
つもりはないのに

あんたは誰なの?
何が分かるのか
インチキなんだよ
最後は自分を

信じてる 飲み込んでく
ぬるい空気も
そうやって いつも 綺麗にしてきたよ

だけど ほら 滲んでくる
胸の底から
大丈夫 じゃない 色した 水性が

詰まる 喉の蛇口捻って
出せるもの出して生きること
それは幸せなんだろうか

選んできた 今までも
迷いながら
そうやって ひとつ 犠牲を作らなきゃ

だけど 今 触ってみる
胸のリズムが
大丈夫だって跳ねているから
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