青く晴れたら

ふたり 笑いながら 歩く夜が好きだった
ひとり 帰る道は 不思議なほど静か

歩いても歩いても 今はまだ冴えない月影
もし あなたが隣にいたのなら
話したいことが あったの

あの日 くれた言葉
繋いだ手が
寂しさを 溶かすから
胸の奥の 懐かしい
記憶に そっと 栞を挟むよ

ひとり ひとり 歩いてく
通り雨に 濡れる日も
遠い旅路を

前世とか 来世とか
今までは 信じてなかった
もし いつかあなたに 会えるのなら
そう思えば 前を向ける

青く晴れた日には
窓開ければ
吹く風は 優しくて
胸の奥の 懐かしい
記憶が そっと 背中を押す

青く晴れた日には
窓の外は
光差す世界
頬を伝う
涙を そよ風が撫でる
日が来るから

あの日 くれた言葉
繋いだ手が
寂しさを 溶かすから

青く晴れた日には
窓開ければ
吹く風は 優しくて

青く晴れた日には……
青く晴れた日には……

青く晴れた日には
とびら開けよう
進みたい道へ ほら進もう
×