何処かで 響く鈴の音に
仄かな 光震え

そっと指先にとまって消えた
まるで刹那の 夢の様に

静かに目を開いて 全てを忘れないで
この闇い夜空に瞬く 生命の燭を

幾千幾億の命が
あやなす時の中で

ひとつ またひとつ
生まれて消える
終わることない 光の列

静かに鼓動聞いて
全てを忘れないで
星も樹も人も鳥達も
瞬きを繰り返す

静かに目を開いて 全てを忘れないで
この闇い夜空に瞬く 生命の燭を

静かに目を開いて 全てはまた始まる
いつかまたここで会えるから
私を憶えていて
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