八月のバレンタイン

口にしなけりゃ 恋は壊れないけど
つのる想いは
もう限界に来てる……

背中にあなたの口びる感じて
夢から醒めれば やっぱりひとりね

波の音だけが切ないテラス
星屑 瞳で涙に変わる

女の子から 愛を切り出すのは
二月でなけりゃ
いけないことなのかしら……

海岸通りであなたと出逢った
真夏のバカンス もうすぐ終りよ

あせるこの気持 嵐の夜に
波間で 揺れてる 迷い子の小舟

Moonlight キャンドルに
胸元 隠して
瞳を 閉じたら
素肌で 受けとめて

友だちじゃいや
妹じゃいや
どうぞ叱らないで
八月のバレンタイン

海岸通りであなたと出逢った
真夏のバカンス もうすぐ終りよ

あせるこの気持 嵐の夜に
波間で 揺れてる 迷い子の小舟

瞳を閉じたら 素肌で受けとめて

遠い海鳴りのララバイ私に
お願い聴かせて
あなたの胸で
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