涙は風に、思いは歌に

消えかけた電灯 見上げていた夜
練習試合なんかじゃない生
手を伸ばしても何か足りない

零れ落ちてく これが何度目だろう
唇噛んだ悔しさを今 力にして

星は廻る 高く舞い踊る
上辺じゃ本当だめなんだ
予定調和なんて嫌

世界に傷跡をつけたいんだよ
消えないほどに 深く生きた証を
鼓動が疼いている
あの時願った思いが胸に
残ってるんだ 錆びつかないで
歪んでるんだ 音を鳴らして
立ち上がったなら ただ進む前へ

終わりを認めたなら どんなに楽だろう
けれど人間というものは焦がれてしまう
痛みの数の分だけ打った点と点を
いつの日か美しくさ 結びたいね

光集め 花を束ねて
他人がつくる現実じゃない
自分の現実を生きたい

世界に傷跡をつけたいんだよ
消えないほどに 深く生きた証を
鼓動が疼いている
あの時願った思いが胸に
残ってるんだ 錆びつかないで
歪んでるんだ 音を鳴らして
立ち上がったなら ただ進む前へ

もしもあなたが孤独ならば 肩を並べ歩きたい
もしもあなたが見失えば 照らす光源なりたい
もしもあなたが塞ぎ込めば 優しく包んであげるよ
空も 海も 街も 人も 移ろいゆくものさ
一歩向こうへ いっせーの

涙は風に 思いは歌に
×