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いつか消えたアドレス 君は何処で暮らしてる
丘から見える景色も あの頃とは違う
いつも街のどこかに 海の風が吹いていた
ひとりがつらい時には 誰かがそばにいた

もう逢うこともない
仲間はどれだけいるんだろう

いつだってきっと苦しんできっと
そこしかない道を選んできたんだ
ここまでの道とこれからの道と
ほんのわずかな「いま」にただ立ちつくして

古い写真のように 沖に浮かぶ貨物船
懐かしい歌の続き 覚えているかい

もうふりかえれない
昨日はどれだけあるんだろう

いつだってきっと彷徨ってきっと
どこにもない道を探してきたんだ
ここまでの道とこれからの道と
次へつながる「いま」をまた歩き出して
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