一人の部屋で

あなたがいるから 何にも欲しくない
あなたが呼んだら 何処へでもついて行く

胸の鼓動が伝わるくらい
抱きしめていて欲しいのよ
今は誰かと話していても
あなたのことが気がかりよ

いつものように髪を撫で
くちびる寄せて囁いてよ
そうすれば冷たい夜も
凍えずに済みそうだから

あなたがいるから 何にも欲しくない
あなたが呼んだら 何処へでもついて行く

夢に酔いしれ 生きることさえ
忘れてしまいそうなのよ
今は遠くに離れていても
あなたの声が聞こえそう

退屈な日は突然に
電話をかけて呼び出してよ
膝を抱えて待っている
私の身にもなってみて

あなたがいるから 何にも欲しくない
あなたが呼んだら 何処へでもついて行く

いつものように髪を撫で
くちびる寄せて囁いてよ
そうすれば一人の夜も
凍えずに済みそうだから

あなたがいるから 何にも欲しくない
あなたが呼んだら 何処へでもついて行く
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