追憶のエチュード

嘘だと笑って
振り向いて も一度笑って
そんな訳ないだろって
軽く抱き寄せて
壊れた夢って
行き場さえ失くした夢って
こんな悲しい色になってしまうの
ねえ 明日が怖いと思ったことなど
今までなかった
さよならがあまり突然すぎて
まだ何も見えない 見えない

時間よ止まって
初めてのあの日に戻って
買ったばかりの鞄に
詰め込んだ詩集
読む暇ないって
あなたから からかわれたっけ
そんな海までの旅 愛が生まれた
ああ あれから夢見た未来はどんなに
輝いてただろう
追憶のエチュード手繰り寄せる
ほら磯しぎだって泣いてる

なつかしむ時がいつか来るよね
ううん も一度笑って
ただ も一度笑って
“さよなら”
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