memento

この世界にただヒトリキリみたいな
波打ち際に佇んでいたら

孤独はとても怖いからと
ここは何か足りないと
無我夢中で埋めていたよ

根拠がなくても自分を信じたい
他人が決めた正論に
囚われたくないから

諦めの悪さで破り捨ててしまえば
思うまま我がまま
ひとりひとり背負うジンセイだから
誰かと観れば舞い散る絶佳の花よ

まだ夜明けの街 闇雲に進む
輝き出す朝はどこにあるのか知りたい
重なり合う予感を

想い枯れるくらい叫び続けたとして
カタチないままでも
奇跡とかなくてもジンセイだから
何かを想う自分を尽くせばいい

諦めの悪さで破り捨ててしまえば
思うまま我がまま
ひとりひとり背負うジンセイだから
誰かのことを想うと花を咲かせる

言葉枯れるくらい叫び続けた様に
足掻くならありのままで
ひとりひとり背負う色とりどりの
鮮やかな花舞い散った景色のなか

眺望絶佳

未来事描いて瞬きする間に
邯鄲の夢

その心はわたしのなか
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