その場凌ぎの人間になって
破る約束をしちゃって
ゆっくり心が死んでった
生活は無駄になって
綺麗に傷は隠れて
凹凸の無い私の完成
持ち時間ギリギリの選択
いつも間違えてる気がする
銃口が向いたまま
人生は手を上げる

肌に触れて
どんな私を知った?
これ以上知る気になった?
もどかしくてモノクロになってく
誰も私を知らないまま
悲しいね

部屋に飾った絵を眺めるだけで
日が暮れたこととか
知らない街を想像して
期待したりしたことも
全部色はなかった

別れ際にあなたは何を言った?
聞こえなくて良かったかしら
夢の中でまた死んでしまった
生まれ変わる意味だと知って
皮肉だなって
二度寝した

窓の水気に気を取られて
止まってしまう
無理をしていた
気付いた夜明け

ハッとした顔が
映ってしまった

肌に触れて
あなたが怖くなった
壊されそうな気がしたから
言えないことばっかり考えて
また頭の中で死んだ
後に引けない

勇敢だった私は
どこかで濡れ
眠る場所は水浸しだ
戸惑いに慣れてからスローになって
そこからはもう話した通り
目を閉じて
口ずさむ
悲しみは
メロディーで
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