時を越えた運命

黄昏迫るグラスの向こう側の
重なる赤は残った記憶
届かぬ言葉浮かんで揺れて
飲み干すよりも早く波打ち際で消える
あの日交わした最後の約束
生まれ変わったら果たせるでしょう
時を越えた運命に身を任せて踊ればいい

さざ波運ぶ素肌の奥に秘めた
湿った風は忘れた吐息
心のかけら流れて溶けて
すくい上げる間もなく水平線に沈む
二人刻んだ確かな足跡
眠りから覚めて気が付くでしょう
時を越えた運命はその先にも続くことを

黄昏迫るグラスの向こう側の
重なる赤は残った記憶
届かぬ言葉浮かんで揺れて
飲み干すよりも早く波打ち際で消える
届かぬ言葉浮かんで揺れて
飲み干すよりも早く波打ち際で消える
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