山辺に向いて

緑に濡れている山
紅く燃えてる山
白い眠りにつく山
いろんな色に
姿を変えて生命(いのち)はめぐる
街から遠く
そんな風に見えた

山の雪は川に落ち
川は海に注ぐ
水はいつか空の雲
流れるように
姿を変えて生命(いのち)はめぐる
街から遠く
そんな風に見えた

無理矢理冬を生きてた
そんな気持ちがした
何かをひとつの色に
閉じ込めていた
めぐる生命(いのち)の音が聞こえる
そいつに乗れば
ステキな事だろう

いろんな顔を見せてよ
まだ見ぬ俺の
たやすく決めつけないさ
自分の事を
めぐる生命(いのち)の音が聞こえる
そいつに乗れば
ステキな事だろう

緑に濡れている山
紅く燃えてる山
白い眠りにつく山
いろんな色に
姿を変えて生命(いのち)はめぐる
街から遠く
そんな風に見えた
雪は流れに流れは海に
水は空の雲
ためらうこともなく
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