哀哀

灯りは消えて 残された祈り
軋(きし)む心 こんなに信じていたのに
偽りなんて 塗り重ね続ければきっと馴染んでいくものだと

ふたつの色 混ぜ合わせても
濁ってく 哀しみの色へ

汚れてるのはきっと私の心 そうでしょう?
貴方の言葉、形、全てが嘘だと
上手く騙して 守ることしかできないくらい
哀しい日々を 繰り返してる

足りないものだらけ それが心地いい
いつまでも 繋がっていたいけれど
望んでも 変えられない明日(あす)があること
全部、わかってる

ふたつの音 重ねてみても
変わらない 鮮やかな音へ

「“自由な二人”なんて不自由なことばかりで
この目に見えるものは全て偽り」と
嘯(うそぶ)くことで 守ることしかできないくらい
哀しい日々を 繰り返してる
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