明かりを灯せ

縁をひと掴み
駅に届く影
あの日時計に

歴史を紡ぐ神
溺死の波止場で
一行の啓示

明かりを灯せ
淀みないもの 集めて

巡り巡る旅
意識もまばらで
最後の流刑地

明かりを灯せ
淀みないもの 集めて

清らかに濁る 陽炎のように
直に触れない 幻を見る
思い出は 不確かさのメロディ
余計なもので 彩られてく

あの日時計に

明かりを灯せ
明かりを灯せ
淀みないもの 集めて
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