明日からも

明日からも 明日からも
今日までの君と これからの君で
生きるんだよ たとえ何をなくしたとしても
全ては君の中に

声に出して読んだ
数々の本 君が覚えていなくても
いつか再び会った時
心の棚に 君は気が付くだろう

ずっと そばにはいられないから
形のない贈り物をさせて

明日からも 明日からも
今日までの君と これからの君で
生きるんだよ たとえ何をなくしたとしても
全ては君の中に

長い時の様で
それはきっと 足りなくなってゆくから
手を振り 走る君の
心の棚に そっと残っていたい

雨上がりの風の様に
いるはずのない場所で会えるように

帰り道を忘れないで
歩いた分だけ 遠く感じても
待っているよ たとえ何が遮ろうとも
いつでも君のことを

本当は君からの贈り物の方が多い気がするよ
同じ今を 虹が渡る
言葉を超えて

明日からも 明日からも
今日までの君と これからの君で
生きるんだよ たとえ何をなくしたとしても
全ては君の中に
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