しみ

シャワー浴びながら思い出した後悔の夜
流しても擦っても落ちないシミは
鏡の中 頬に刻まれる

どうにかしなきゃともがいたところで
あの日の罪を消すことは無理だ
期待しないで 背中丸めて
日陰を生きていこう

そんなもんだろう そんなもんだろう
人生なんてそんなもんだろう
って言うほど 思うほど
そんなわけがないと思う
いつだって素顔でいたい
恥ずかしくも恥じていたい
愛せなくてもいいの
愛されていたから
諦めに似たような
ああ これがわたし

わたしだけが悪いのと 逃げたくなる日を
あなただけが悪いのと 責めたくなる日を
重ねていくの 平気なフリして

いっそシミだらけになってしまえば
全て元に戻るのでしょうか
覚悟はなくて まだ捨てきれなくて
日向だって歩いていたい

そんなもんだろう そんなもんだろう
人生なんてそんなもんだろう
っていうほど 思うほど
忘れてしまえないだろう
傷つけたかわりに
手に入れた優しさで
また愛していくよ
誰でもないわたしを
諦めに似たような
ああ これがわたし
諦めに似たような
ああ これがわたし
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