蜘蛛の糸

興味ないってことくらい
とうに分かっていて つまり
今日に唾吐いてるうちは 振り向かない
勝利の女神はいつも
妙にあの子に微笑うの
料理の味もしないくらい 壊れそう

退屈しのぎの恋を積み重ねても
映る景色はどん底
天国が見たいのに 目を逸らした
囚われてる ぬるい地獄のほうが
居心地がいいの なんてさ
蜘蛛の糸にさえ気付かずに

何人君にフラれたの?
催眠術の玉手箱
堪忍してってあちらこちら 堕ちていく

諦めることも正しい選択だと
SNSが諭すけど
今の私には飲み込めない
クダを巻いても
例えこのまま死んでも
代わりが居るのなんてさ
誰より一番理解っているんだ

一筋の光のような
か弱い希望の糸を
今度は離さないように
君の元へ今昇っていこうか
期待しててよ
誰かが邪魔をしても
足元は振り返らない
私を変えるのは私だけ
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