雪に咲く花

命ひとつを 夜汽車に乗せて
帰る故郷(ふるさと) 雪の町
星もみえない 東京で
咲けないわたしは ほたる草
肌打つ風は いたいけど
こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい

雪に馴染んだ 女の夢は
お岩木越えれば なみだ雨
愛をなくした ぬけがらに
優しく微笑む 冬すみれ
みれんも風に こおるけど
こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい

どこで哭くのか じょんから節よ
ふぶきに凍える 北の駅
今日は根雪が 閉ざしても
明日は芽を吹く 沈丁花
肌打つ風は いたいけど
こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい

こんなに津軽は こんなに津軽は あたたかい
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