雪陽炎

不実でしょうか 愛していても
知られたくない 顔がある
凍える肌は 夜ごと燃えるのに
こころの仮面は 燃え残る
あゝあなた 愛のつぐないは
しあわせ手離す 事ですね
別れも告げずに 行(ゆ)くことを
雪 雪 雪が責めます 夜明け前

後ろめたさに 胸詰まらせて
明日(あす)が怖いと 泣いた夜
言葉じゃなくて 髪を抱き寄せる
無口なあなたの あたたかさ
あゝ今も 愛の温もりを
かじかむこの手が 探してる
あなたに戻れる 道は無い
雪 雪 雪の向こうに 何がある

あゝあなた 愛が燃え尽きる
真白な炎が 見えますか
遠くでご無事を 祈ります
雪 雪 雪を道づれ どこへゆく
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