八女のふるさと

旅の途中にて 思い出すのは
風爽やかに お茶の葉香る
八女のふるさとよ
矢部川べりで じいちゃんと
フナ釣りをした
「いっちょん釣れん」と笑ってた
じいちゃんの声が
懐かしい 懐かしい

自転車連ねて 星野村まで
山の棚田の プラネタリウム
星のふるさとよ
兄さん従兄弟が 叱られて
釣られて泣いた
「どげんしたとね」と笑ってた
ばあちゃんの顔が
懐かしい 懐かしい

白壁通りを 一人歩けば
匠匠の 技誇らしい
夢のふるさとよ
都会暮らしで 忘れてた
命の根っ子
「そげなこつよか」と笑ってた
ふるさとの心
温かい 温かい
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