川のない橋

どこからやって来たか いつからここに居たか
間断なく ただせわしい日々に浸かる

知らない街を歩く 不安を数える指
世界に一人ではだかる 小さな胸

Oh Oh Oh 川のない橋のたもとで

あれから随分経つ 火に包まれた街を
涙枯れ果てたお前と歩いた日々

膝まで海に浸かり 記憶を手繰り寄せる
涙枯れ果てたお前と笑った夜

Oh Oh Oh 川のない橋のたもとで

かすみのかかる空に 無数の顔が並ぶ
幾重に小さな光がそこで踊る

しょっちゅう 心折れる しょっちゅう つまずいてる
でも お前はこれから何者にでもなれる

どこからやって来たか いつからここに居たか
断ち切れないその轍を指でなぞる

どこからやって来たか いつからここに居たか
繋がれてる その鎖を引き千切ろう

Oh Oh Oh 川のない橋のたもとで
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