夫婦坂道

西日(にしび)が差し込む 六畳ひと間
それが二人の 始まりで
夫婦坂道 おまえと俺と
ふたり手を取り 越えて来た
心ひとつに あぁどこまでも

喧嘩もしたよな 小さな事で
口にゃ出さぬが 詫びていた
夫婦坂道 おまえと俺と
巡る月日の 泣き笑い
声を掛け合い あぁどこまでも

働き通しの おまえにいつか
楽な暮らしを させたくて
夫婦坂道 おまえと俺と
家族守って 越えて行く
心ひとつに あぁどこまでも
×